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まさおの交通事故解決体験と弁護士の手順「むち打ち:後遺障害等級12級」

【コラム】交通事故交通事故解決体験

2016.2.5

1|友人が事故に遭ったので弁護士事務所を勧めました

どうも。

交通事故防止を強く推奨するこうぼうです。

この度大変に遺憾ですが、こうぼうの友人まさお(仮名)が交通事故に遭ってしまいました。

プライバシーに関わることですので、詳しくは紹介できませんが、一応友人は、「30代男性・製造業」です。

交通事故に遭ったまさおの元へ見舞いに行った際に、「示談交渉等どうすればいいかわからない。」という相談を受けましたので、今回、弁護士への相談を勧めました。

そんなまさおの交通事故解決体験談です。

2|事故の状況及び解決の結果「賠償金250万円の増額」

事故当初、まさおの車には、運転手のみ(まさおのみ)であったため、全壊した後部座席に人は乗っていませんでした。

しかしまさおは後方からの追突の影響で首部が大きくしなり、病院での治療および検査の結果、「頚椎捻挫(むち打ち)」と診断されました。

繰り返すようですが、こうぼうが見舞いに行った時、示談金等はどうなるのかに不安を持っていましたので、弁護士への相談を勧めました。

まさおからの報告「1回目」・後遺障害等級の認定

本人から後日電話があり、弁護士に依頼したことで、「後遺障害等級14級」が認定されたとの報告を受けました。

後遺障害の認定には主だって、「後遺障害診断書の作成」「後遺障害認定手続き」「後遺障害等級認定」があると聞きわずらわしさを感じたが、「弁護士がすべて代行してくれた。」とのことでした。

まさおからの報告「2回目」・損害賠償額を巡っての保険会社との交渉

さらに後日、依頼先の弁護士の方から、保険会社に提示された損害賠償金額が適正ではないと判断したために、現在保険会社と交渉中との説明を受けたと2度目の報告を受けました。

損害賠償額の交渉には、いくつか証拠をもって示さなければならない箇所があり、まさおは全くの無知であったため、弁護士にすべて一任したそうです。

まさおからの報告「3回目」・損害賠償額の増加

それから1週間が経ったある日、まさおから三度目の報告。

依頼した弁護士から連絡がきた内容が「保険会社との交渉の結果、損害賠償金額が約380万円となりました。」との事。

当初提示されていた金額よりもおよそ250万円も増額したとのことで、喜びの声を上げるまさおから報告を受けました。

3|依頼した弁護士事務所の対応記録・流れ

ここでまさおが実際に経験した内容を流れ図として掲載しました。

一部聞き漏らした箇所もありますがおおむね下記の通りで間違いないはずです。

交通事故の問い合わせ段階

友人:まさお 依頼した弁護士事務所
交通事故が発生し、入院中にこうぼうに教えてもらい、弁護士事務所に電話で相談した後、依頼を検討。 交通事故専門チーム・スタッフの方がまさおの被害状況を細かく聞き、まさおの状況に合わせた今後の流れを提案、無料で実施中の損害賠償無料診断を受けることを勧める。

損害賠償無料診断

友人:まさお 依頼した弁護士事務所
弁護士事務所からの依頼で、まず損害賠償金額を算定するのに必要な書類をFAXにて送信。 目標とする後遺障害等級の確認、賠償金の増額分等の確認を行い、請求可能金額等を細かく計算。

契約

友人:まさお 依頼した弁護士事務所
請求可能金額に納得したまさおは、弁護士に依頼することを決定。電話口にて弁護士との契約を交わすことに。 契約を交わすために契約書を電話があった翌日に発送する。
契約書が届いたので、内容を確認し署名。
返信用封筒で弁護士事務所に発送。
また、事前に弁護士費用特約のことを弁護士事務所に教えてもらっていたので、保険会社に特約利用の旨を伝える。
返送された契約書を受け取り、弁護士費用等の請求書を発送。
請求書が届いたので、銀行からの送金を行う。 入金を確認。

事件の対応・後遺障害等級認定

友人:まさお 依頼した弁護士事務所
  休業損害賠償の請求や、治療費の打ち切り対応等を行う。
  後遺症(むち打ち)があると聞いていたので、後遺障害診断書を発送。
診察の際、医師に後遺障害診断書の作成を依頼する。 後遺障害等級認定申請書を作成し発送。
弁護士事務所から発送された後遺障害等級認定申請書を確認。 まさおが確認した後遺障害等級認定申請書を保険会社に発送。

事件の対応・損害賠償請求

友人:まさお 依頼した弁護士事務所
  損害賠償請求書を作成し、発送。
弁護士事務所から発送された損害賠償請求書を確認。 まさおが確認した損害賠償請求書を相手方に発送。
相手方からの回答を踏まえ、まさおとの相談の結果、相手方と合意。
示談書の作成を行い、発送。
弁護士事務所から発送された示談書を確認。 まさおが確認した示談書を相手方に発送。保険会社からの入金を待つ。
  保険会社からの入金を確認。
まさおへの送金を行う。
弁護士事務所からの入金を確認。
着金の旨を弁護士事務所に伝える。
 

以上の流れでまさおは、合計で「約380万円」の賠償金を受け取りました。

まとめ|友人:まさおの感想

後遺症が残ってしまったものの、比較的元気なまさおから久しぶりに話を聞いた。

まさおいわく

「弁護士事務所に依頼して本当に良かった。依頼をしないで保険会社に任せていたらあの金額の賠償金は受け取ることが出来なかったに違いない。弁護士が被害者の味方だという事がよく分かった一件だったよ。」

とのことでした。

結論から言えば、弁護士に依頼というのは敷居が高いと感じるかも知れませんが、損をしない為にはやはり弁護士に依頼するのが、最終的に自分が得するという事が今回友人のまさおを通して学ぶことが出来ました。

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