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年末年始の帰省に交通事故が多いのには理由があった / 年末年始の帰省に注意

【コラム】イベント年末年始の帰省に交通事故が多いのには理由があった / 年末年始の帰省に注意

2015.12.25

お寺の鐘

こうぼうにとって大殺界と呼ばれた2015年がもうまもなく終わろうとしています。

今年は本サイトがオープンした記念の年でもありますが、未だ交通事故の防止に貢献できているかは微妙なところです。

来年はより一層精進していきたいと思います。

さて、今年も年末は里帰りで田舎に帰省をされる方も多いのではないでしょうか?

「年末年始特別警戒」なんて言葉がある通り、年末年始は交通事故多発の危険な期間でもあります。

なぜこの期間に事故が多いのかを紐解くと同時に、交通事故防止への意識をさらに高めていただけると幸いです。

1|今年も年末は帰省ラッシュ予想!?

行きかう車のライト

早速ですが、昨年のデータを見ていくと、2014年12月29日~2015年1月3日の年末年始期間、6日間で合計「6369件(日本全国)」もの交通事故が発生しています。

そのうち事故によって亡くなられた方は、「65人」です。

たったの6日間で6000件を超える交通事故が発生していると聞くと、車での帰省も少しためらってしまうのではないでしょうか?

とはいえ、「新幹線だと人数分高いし、チケット取れないし…」「かといって飛行機はもっと高いし…」等、ご家庭の様々な状況を鑑みるとそうは言えないことがあります。

車での帰省で注意するべき点は、

  • 焦って運転をしないこと
  • 十分な休息を取りながら運転すること
  • 絶対に飲酒運転をしないこと

こうぼうが考えるにこの3点がまず出てきました。

もちろんこれ以外にも注意点を挙げたらキリがないでしょうから、まずはこの3点。

交通事故によって悲惨な年末年始を送らないためにも、ぜひ注意を払っていただきたいです。

参考:年末年始および2014年中の交通事故発生件数

2|年末に帰省で移動をする割合

車と免許証

実際に年末に帰省をする人はどのくらいいるのでしょうか?

昨年のデータから見ますと、年末に帰省する方の割合は全体の約30%のようです。

その他の方は、ご自宅でのんびり過ごされたり(ご自宅がご実家という方もそうでしょう)、国内に旅行に出かけたり、はたまた海外へ旅行に行ったりと様々です。

国内旅行をされる方の割合は全体の約10%なのですが、帰省と合わせますと、全体の約40%もの人が国内を移動していることになります。

その中で交通手段70%を占めているのが、自家用車となります。

これが渋滞の原因ともなり、ひいては交通事故の原因ともなります。

参考:帰省&Uターンラッシュで交通事故も急増 年末年始の渋滞事情がわかる インフォグラフィック【2014-2015】

3|交通事故が多いのには「気の緩み」という理由があった!

焼酎ととっくり

得てして交通事故とは、不注意などの気の緩みから発生します。

「年末の休み、楽しい気分で車を走らせていたら、信号無視してしまった。」

や、

「雪道をノーマルタイヤで走れるかと油断していたらスリップしてしまった。」

など、様々な状況が想定されますが、特に一番注意しなくてはならないのが飲酒運転です。

飲酒運転は今では重罪となっており、具体的には以下が適用されます。

罰則

酒酔い運転 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
酒気帯び運転 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

違反点数

酒酔い運転 35点
酒気帯び運転(呼気1リットル中のアルコール濃度) 0.25mg以上・25点
0.25mg未満(0.15mg以上)・13点

罰則はとても重いものであり、また違反点数も非常に大きく、一発で免許停止または免許取り消しになります。

年末年始、お酒を飲む機会が増えることと思いますが、「飲んだら運転しない」を徹底しましょう。

飲酒運転をして喜ぶ人は誰もいません。

4|交通事故を事前に防止して楽しい年末年始を

サルの鏡餅

年末年始は、「しばらく会っていなかった仲間と再会して羽目を外すこと」だったり、「一年に一回しか会わない親戚と久しぶりに会って飲み明かす」だったり、「家族と初詣に行き日頃のストレスを解消し、リラックスする時間を得る」だったり。

色々と楽しいことが待っていることと思います。

また、せっかくの年末年始だからと、普段は滅多に味わえない美味しいものを食すこともあるでしょう。

このように楽しい年末年始を送るためにも、あえて、交通事故防止の意識を持っていきましょう。

車を運転する「運転者」、道路を歩く「歩行者」、双方が交通事故防止の意識を持つことで事故は未然に防げますし、新年早々、不幸に見舞われることもなくなります。

年末は楽しく、そして年始は明るく新年を迎えていきましょう。

まとめ

両手を合わせるサル

時期を問わず、交通事故には不幸がつきものですので、ぜひともこの機会に交通事故防止を強く考えてみてください。

年々事故件数は減ってきてはいますが、未だ絶えないのが現状です。

交通事故による悲惨な出来事を減らしていけるように、こうぼうも日々精進です。

来年も2016年にはさらに事故が減ることを祈りながら、この記事を見てくださっている皆様。

どうぞ良いお年をお迎えください。

交通事故防止を強く主張するこうぼうは来年も動きます。

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