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消極損害の中での休業損害は仕事 | 子供高齢者交通事故防止マニュアル

交通事故の用語消極損害「休業損害」

子供の交通事故で休業損害に関係する事故の例

高校生の息子がアルバイト帰りに交通事故に遭った例

高校3年になる息子が、コンビニでのアルバイトの帰りに乗用車との接触事故に遭った。

息子は自転車に乗っており、乗用車との接触で横転した際に、受け身を取ろうとして両手を地面に強く打ち付け、両手指を骨折した。

そのため、アルバイトを続けることができなくなり、示談交渉の結果、休業損害が認められた。

学生の場合には、基本的に休業損害は認められませんが、上記のようにアルバイトをしており、収入があった場合には、損害賠償として認められます。

事故防止のために

上記の例では突然の出来事で反射的に受け身を取ろうと、両手を突き出したため、両手指の骨折をした例です。

これはある意味良い例で、受け身を取らないと、頭を激しく打ち付けるなどをし、後に重度の後遺障害が残る可能性があります。

とはいえ、交通事故に遭わないためにも自転車事故の対策を日頃から学んでおきましょう。

参考:自転車はルールを守って安全運転~自転車は「車のなかま」~|警察庁

高齢者の交通事故で休業損害に関係する事故の例

定年退職をした高齢者が交通事故に遭った例

3年前に定年退職をし、現在は職に就いていない高齢者が、散歩中に後方から接近してきた乗用車と接触した。

高齢者は腕の捻挫などの軽度の傷害を負ったが、事故時に無職であり、収入が無かったため、休業損害は認められなかった。

無職者が交通事故に遭った場合の休業損害は基本、認められませんが、労働意欲があり、すでに内定をもらっているなどの場合には、認められます。

ただし、平均の賃金基準より低くなることがあります。

事故防止のために

散歩中といえども、交通事故の危険性は付きまといます。

幅の広い道であっても端を歩くなどの工夫をし、事故を未然に防ぎましょう。

1|消極損害とは?

消極損害とは、積極損害と違い、交通事故に遭ってしまったがために、得ることのできなくなってしまった利益、収入の喪失を言います。

消極損害の項目としては、本項目の休業損害、後遺症、死亡での逸失利益になります。

本来得ることが出来たはずの給与等を損害賠償として請求することが出来ます。

2|休業損害とは?

休業損害は、消極損害の一部として取り扱われます。

休業と名のつく通り、職を有している方が交通事故に遭ってしまった場合に、適用されますが、現在職に就いていない方でも、損害賠償として適用される事があります。

3|休業損害が適用される項目

① 職を有する方

会社勤めの方であれば、事故に遭う3ヶ月前の収入を元に休業した事により得ることが出来なかった収入を損害賠償として請求することが出来ます。

この時、残業代等の手当てや、休業期間に、有給休暇を使用した場合などの請求も可能です。

また、事業所得者や会社役員の場合は算定基準が変わってきます。

② 専業主婦などの家事従業者

賃金センサスの女性労働者、全年齢平均賃金額を元に、交通事故に遭ってしまったがために、家事全般を行う事が出来なくなってしまった期間を損害賠償として請求できます。

また、パート等の仕事をしている兼業主婦であれば、前述の平均賃金額と現在の収入を比較して、どちらかの高い方が、基準となります。

➂ 無職者

現在、定職に就いていないが、労働意欲がある求職者で、近い将来、就労する可能性が堅ければ、賠償が認められますが、平均の賃金基準より低くなることが多いです。

④ 学生

原則として、休業損害は認められませんが、アルバイトなどの収入がある場合は、損害賠償として認められます。

休業損害に関しては、専門知識が必要になってくる場合があります。

まずは専門家でもある弁護士、または日本司法支援センター法テラス等に相談することをおすすめします。

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