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過失割合・相殺で変わること | 子供高齢者交通事故防止マニュアル

交通事故の用語過失割合・過失相殺

子供の交通事故で過失割合・過失相殺に関係する事故の例

遊歩道から子供が飛び出し、乗用車と衝突した例

子供(息子)が友達と公園で遊んだ後、家に帰ろうと、公園に続く遊歩道を走っていた。

遊歩道の出口は住宅街の道路と繋がっており、子供は車の飛び出しを考えずにそのまま走って道路に出たところで走行中の乗用車と衝突した。

過失割合は、加害者9:被害者1となった。

子供とはいえ、過失割合が上記のように算出されることがあります。

上記の例に限らず、交渉を行う場合、保護者の方が相手方との交渉を行っていくことと思います。

事故防止のために

子供、特に小学生以下のお子さんがいらっしゃる場合には、「飛び出さないように」と常日頃から注意を促すことが大事です。

高齢者の交通事故で過失割合・過失相殺に関係する事故の例

高齢者の運転する乗用車が対向車と衝突した例

高齢者(おばあちゃん)が孫のお迎えに車で向かっていたところ、対向車が中央線をはみ出して高齢者が運転する車と衝突した。

幸いにして怪我はなかったが、現場検証の際、対向車のはみ出しは約70cm、高齢者の運転する車もはみ出してはいなかったが、かなり中央線寄りの走行をしていたために、過失割合に影響を与えた。

上記の例は、お互いの不注意が原因となって起きた事故と言えます。

過失割合は基本的に加害者側に大きく発生しますが、事故内容によっては理不尽な過失割合の算定がなされることがあります。

この場合、近親者(ご兄弟、ご子息等)の方の協力もさることながら、弁護士等の専門家に相談することが望ましいでしょう。

事故防止のために

昨今、おじいちゃんおばあちゃんが保育園に迎えに行く光景をよく目にしますが、車で迎えに行く場合などは、「細心の注意」を促しましょう。

1|過失割合とは?

過失とは、交通事故が発生した原因が、運転者の不注意。このことを過失と言います。

交通事故の過失割合は、事故が発生した時、被害者と加害者双方の事故状況を検証した後、自分には過失が○%、相手方には○%のように、責任の度合いを%で表したものです。

(例:被害者(自分)30%:加害者(相手方)70%)

過失割合の算出は、交通事故が発生した時の双方の車両の種類(重量など)、事故時にどちらが先に過失をしたか、交通法規を元にどちらがルールを無視した行動をしたかによってなど、様々な検証の結果、決定します。

また、普通自動車対二輪単車などの事故では普通自動車側の過失が大きくなることがあります。

2|過失相殺とは?

交通事故が発生した時に、全てのケースでどちらか一方が悪いということはありません。

被害者にも過失がある場合、その過失の率に応じて、加害者の損害賠償額を減額することを過失相殺と言います。

過失相殺は双方の言い分を公平に受け止め、判断をしますが、双方の事実関係が食い違い、解決までに、時間がかかることが多くあります。

3|過失割合の大小で何が変わってくる?

過失割合の算定の結果、自分に何%の過失があるか、明確になれば、損害賠償の金額が分かります。

自分が被害者で、30%の過失があれば、この時点で過失相殺され、相手方は加害者として70%の損害賠償をすることになります。

(例:被害者(自分)30%:加害者(相手方)70%、損害賠償額計1000万円の場合、加害者は被害者に700万円の損害賠償をしなくてはならない)

4|過失割合、過失相殺の判断基準

過失割合の算定にしろ、過失相殺にしろ、数多くの交通事故には判断基準があります。

公平な判断をする上で、保険会社の実務では、「民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準」全訂4版(判例タイムズ社 発行・東京地裁民事交通訴訟研究会 編)が使用されています。

これは、数多くの交通事故の例をパターン化しており、これを元に判断基準を行っています。

ただし、全ての事故が同じようなパターンではないので、あくまでも目安としての基準となります。

過失割合・過失相殺の交渉等に関しては、専門知識が必要になってくる場合があります。

まずは専門家でもある弁護士、または日本司法支援センター法テラス等に相談することをおすすめします。

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