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交通事故での後遺障害「脊髄損傷」 | 子供高齢者交通事故防止マニュアル

交通事故後遺障害「脊髄損傷」

1|脊髄損傷とは?

まず脊髄(せきずい)とは、脳から伸びる神経の束です。

脊髄損傷とは、脊柱(せきちゅう)いわゆる背骨に保護されている、脊髄が外からの強い力によって損傷し、手足の麻痺など、体の自由が利かなくなることを言います。

脊髄損傷には、不完全なものと完全なものの2種類があり、不完全なものだと、脊髄の一部が損傷したもので、体の特定部分が麻痺し、一部分は機能するといったものです。

完全なものとなると、神経の伝達機能が完全に機能しなくなり、脳からの命令が届かずに、体の自由を失うものです。

2|脊髄損傷の原因となるもの

脊髄損傷の原因として一番多いものは、交通事故であり、特にオートバイ等の二輪単車での事故が原因となるものが多いです。

一度、脊髄を損傷してしまうと、修復・再生がされることが無く、回復させる手段も現代の医学では存在しないため、後遺症としては、最も重いものと言えます。

3|具体的な症状は?

脊髄損傷では、体の麻痺が主な症状となりますが、程度により変わってきます。

【軽度】

これは麻痺の中でも軽度ではありますが、実際は、日常生活をする上では大きな障害となります。

例えば、

「上半身に障害が残り、文字を書くことが難しい」

「下半身に障害が残り、歩くことは出来るが、バランスを取ることが難しく、転倒しやすい」

等が挙げられます。

【中等度】

軽度の上をいくもので、さらなる障害が発生します。

例えば、

「上半身に障害が残り、500g程度の物を持ち上げて移動することが出来ず、文字を書くことが出来ない」

「下半身に障害が残り、杖等がなくては歩くことが出来ず、階段を昇ることが困難」

等が挙げられます。

【高度】

中等度の上をいき、最も重い麻痺の症状になります。

例えば、

「体の自由が効かない状態」

「上半身の間接を動かすことが出来なく、物を持ち上げて移動することが出来ない」

「下半身の自由が効かず、車椅子の生活になった」

等が挙げられます。

4|後遺障害等級の認定

脊髄損傷で、後遺障害等級の認定を取るには、「MRI」「CT」等の検査で、脊髄損傷であることを裏付けることが必要です。

交通事故に遭い、手足に異常を感じたら、すぐに医師に症状を訴えて、カルテに明確に記入してもらいましょう。

必要な検査としては、

  • 「単純X線」
  • 「CT」
  • 「MRI」
  • 「SEP(体性感覚誘発電位)」
  • 「MMT(徒手筋力テスト)」
  • 「腱反射テスト」
  • 「病的反射テスト」

があります。

少しでも脊髄損傷の疑いがある時は、後の証拠として使用する必要がある為、検査は必ず受けておきましょう。

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