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交通事故での後遺障害「RSD」 | 子供高齢者交通事故防止マニュアル

交通事故後遺障害「RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)」

1|RSDとは?

RSDは、別名「反射性交感神経性ジストロフィー」と呼ぶ、病名になります。

これは、交感神経(自立神経の一部)の反射に帰する症状であり、患部に少し触れただけでも痛みを感じてしまうようなもので、さらに、筋肉や骨が萎縮してしまい、症状が進むと、自分で足を曲げる等の動作が出来なくなってしまう重度の後遺障害です。

2|RSDが発症する原因

RSDが発症する原因としては、交通事故が発生し、体の一部に傷害を受けた場合に、通常では、出血等を止める為に、交感神経反射が起こります。

出血が止まった状態になると、普通は交感神経反射も止まるのですが、RSD患者の場合は、この反射が消えずに働き続け、次第にRSDを発症してしまうと言われます。

この交感神経反射の有無によって、RSDが発症するかどうかが決まります。

3|RSDの概要

○RSDの症状

主な症状としては以下の項目が挙げられます。

  • 患部の腫れ
  • 焼けるような痛み
  • 皮膚の変化・萎縮
  • 発汗の異常
  • 骨の萎縮
  • 筋肉の萎縮
  • 軽い接触での痛み
  • 間接の拘縮(関節の動く範囲が狭くなり、放っておくと動かなくなる)

○RSDの病期

・第一期(最初の3ヶ月)

この時期は急性期と呼ばれ、患部に焼けるような痛みが断続的に起こり、やがて持続的なものになります。

時期の後半には、知覚過敏症が現れ、皮膚が赤くなり、発汗量が増え、X線写真を見ると、骨が萎縮しているのが確認できます。

・第二期(3ヶ月~9ヶ月)

この時期は亜急性期と呼ばれ、痛みはさらに増大し、二期後半には最も強い痛みを感じます。

間接の拘縮が起き、皮膚の萎縮が始まり、ここから第三期に進行します。

・第三期(9ヶ月~2年)

痛みは和らいでいきますが、持続はしていきます。

皮膚の萎縮、間接の拘縮が進行し、足を曲げたり、腕を伸ばしたりなどの動作が出来なくなり、骨の萎縮が進行します。

4|後遺障害等級の認定

RSDにおいて、後遺障害等級認定を取るには、医師が症状固定をした時に、

  • 間接の拘縮
  • 骨の萎縮
  • 皮膚の変化・萎縮

この3つの症状が、「他の健康な体の箇所と比べた時、明らかに異常である。」と認められれば、その程度により、第7級、第9級、第12級として認められます。

RSDの判定方法は、X線による撮影や、骨の萎縮の程度を測る、骨塩量測定、サーモグラフィー等があります。後遺障害等級認定において、必要となる、これらの検査は、必ず受けておきましょう。

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